「水彩画の描き方・道具・絵の具」比較＠おすすめランキング

美しい水彩画のために、品質のよい道具を選びましょう

ここにある最低限の道具さえあれば、すぐにでも水彩画を始められます。

①透明水彩絵の具
　発色のよさと重ね塗りをしたときの深みに味がある透明水彩絵の具をお薦めします。
メーカーはどこのものでも構いませんし、ひとつのメーカーでそろえる必要もありません。また、はじめから多くの色をそろえると、見分けがつかなくなりますので、徐々に増やしていくようにしましょう。

②パレット
　パレットは、自分の使いやすい形状（デザイン）のものを選ぶとよいでしょう。
スケッチに出かけたりなど、持ち運びのことを考えると、アルミやプラスチック製の軽いものがよいですが、長く使うつもりならば、鉄製などの、ある程度重みのある頑丈なものをお薦めします。

③筆
　水彩画用の筆には、獣毛のものやナイロン毛のものなどがあり、また、洋筆以外に和筆なども使うことができます。
はじめは、広い面積を塗る大きめの平筆と、穂先のまとまりのよい丸筆などがあれば十分でしょう。

④水入れ
　水入れは、特にこの形状でないといけないといった決まりはありません。
水彩画専用のバケツも売っていますが、水の汚れ具合が確認しやすい、口の広いガラスの瓶などが使いやすいと思います。

⑤その他（あると便利なもの）
　上記の基本セットのほかにも、次のようなものがあると便利です。
　・霧吹き：紙に湿り気を与えるときなどに使います。
　・ピンセット：紙（絵の具）の上に落ちた筆の毛を拾うときに使います。
　・マスケットインク：白い部分、明るい部分の表現に使用します。
　・イーゼル：屋外でスケッチなどを行うときにあると便利です。

水彩画を描く紙（水彩紙）にもいろいろな種類があります。絵の具や筆と同じように、いろいろな種類の水彩紙を試してみて、自分の描き方や表現に合ったものをみつけるようにしましょう。